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2006年7月21日 (金)

ワクワクする技術

ちょっと日経の記事を見ていた所、ワクワクする技術についての記事があった。

いきなりこの言葉を見ると、人をワクワクさせる方法についての話なんだろうと思うかもしれないが、実はちょっと違う。
技術そのものが人をワクワクさせ、その技術が使われている製品を買わせてしまう。そんな技術の事です。

今までの人生の中で、自分をワクワクさせた技術ってなんだっけかなぁとさかのぼっていくと、

  • ハイブリッドカー プリウス

子供の頃からの念願だった、下り坂やブレーキでエネルギー回収を実現した車です。さらに、短距離ながらモーターのみの走行も実現。Priusの名のとおり時代を先駆けた車です。

電気自動車が出るまで車は買わん!エンジンの振動やアイドリングの音なんか嫌いだ!と頑固に思っていた自分に、ディーラーに行って指名買いまでさせた車です。

10年は乗るつもりですよ。

  • cdmaOne (Auの携帯)

PDC全盛だった頃、織田裕二のCMで登場した2.5世代携帯。
携帯なんていらん!と頑固なまでに思っていた自分に、発売と同時に2万円もだして買わせた携帯。
スペクトラム拡散で電波利用効率の改善。普通なら妨害となるマルチパスで受け取る電波をまとめてひとつの強い信号とする技術。肉声以外の音を排除し出来るだけ肉声のみに符号を割り当てる圧縮技術。
その頃の携帯電話の問題点だった、つながりにくさ、音質の悪さを大幅改善。改善の仕方が大胆かつ素敵だったので、思わず、かっちまいました。
C201H(最初のezWeb対応携帯)→.忘れたでも日立.→C3001H→W22Hと、ずーっとcdmaOne第一世代から日立にこだわってます。

  • X68000

SHARPのパソコンです。往年の名機!
65536色同時発色、画面の解像度が、768x512、512x512、256x256等、XY座標から実際のメモリアドレスを計算するのにビットシフトのみで計算でき非常に楽。他のパソコンは、640x400のように、ちょっと複雑に計算しないといけませんでした。
画面のピクセルの構成も、65536色なら1ワード、256色なら1バイト、16色でも1バイトと、ビット計算なしで使える構成でした。
他のパソコンはといえば、1ピクセルをRGBの複数プレーンに分けられて、さらに、1バイトに8ドット分パックされていたので、1ピクセル変更するのに、1バイト中のビット位置を計算、Read-modify-writeをRGBの複数プレーンに対してそれぞれ行うという面倒なものでした。
そして、特筆すべきは、その頃のゲーセンのゲーム機並のスプライト機能搭載。このおかげで、ゲーセンより滑らかに動くGRADIUSが標準添付されてました。
あとは、FM音源だけでなく、その頃はまだ珍しい、PCM音源(ADPCM)も搭載していたこと。サンプリングも出来たので、色々なバカゲーやバカツールが出回りました。
最後に、64KB、640KBの壁の無いリニアなメモリ空間も、惚れました!
ディスクマガジン電脳倶楽部もわすれちゃいけませんね!

  • X1turboZ2

これもSHARPのパソコン。
TVパソコンと呼ばれていて、TVとパソコンが一体となってました。
今じゃ当たり前のように店頭にならんでますが。
この後継機種が、前述のX68000です。
キーボードでTVのチャンネルが切り替えられたり、タイマーを登録すると、指定時間にTVの電源が入り、指定チャンネルを写したり、電源オフも出来ました。
何に惚れたかって、4096色同時発色、ビデオキャプチャー機能、FM音源、バンク切り替え標準対応のBASICですか。

  • MZ-2000

SHARPのオールインワンパソコン。クリーン設計(だったかな?)で、メモリ空間全てがRAMというすごいやつ。といっても64KB。今ではゴミのようなサイズ。
どうやっているのか非常に不思議で、標準添付されていたMonitor Programのアセンブラソースを眺めて理解した記憶があります。変な中学生だ。(^^;
電磁メカ搭載の専用カセットレコーダー内蔵で、高速かつ安定にデータをカセットテープに記録できました。
Play/Rec/Eject/早送り/巻き戻しなど普通は手動でやる操作を全てパソコンがやってくれます。DOSじゃなくてTOS(Tape Operating System)ってのもあったと噂に聞きました。
こいつのおかげで、いまのエンジニア人生が決まったのかもしれない。

  • MZ-1200

これは私の最初のパソコン。SHARPのオールインワンパソコン。48KBのRAM搭載。Text画面のみ。
なんつうか、パソコンを触るのはこれが初めて、非常に創造を膨らませつつ、ワクワクしながら、いじっていたのを思い出します。
小学6年生の頃、パソコンで出来ること出来ないこと、なぜ出来ないのかその理由、基本的な構造をこいつで理解しました。
そうそうBASICのお勉強をこいつでしました。つうか趣味。夢中になってやってた。一ヶ月ぐらいで、勝手に自分でプログラム書いていました。若いってすごいねっ!

とまぁ、途中で脱線して、自分のパソコンの歴史になっちまいましたが、こんな感じです。
拘りのない人間だと自分で思っていたんですが、こうして振り返ると、拘りまくりですなぁ。
その拘りが自分のエンジニア人生に役立っている。いい事です。

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