アナログハイビジョンブラウン管TVにHDMI入力を
きっかけは、ひかりTV導入
最近、自宅にひかりTV なる光回線を利用したケーブルTVとビデオオンデマンド配信が組み合わさったサービスを導入しました。
いつもはこういうサービスは、電話やWebから申し込むのでは、今回は、珍しく郵送で申し込みました。
申し込んでから、実際にサービス開始まで、すなわち、ひかりTVチューナーが送られてくるまで、二週間ほどかかりました。まぁ、これは前もって知らされていたので、問題はなく。
さて、ひかりTVチューナーの設置、特に難しいことは無く、普通にビデオケーブルとLANケーブルを接続して、電源オン、会員番号入力、数分放置で、無事視聴開始できました。
ちょっと躓いたのは、各メニューページの取り込みに数秒かかるので、チューナーを設置して最初にそれぞれのメニューを表示するときは、何も表示されずに、サービス無しと勘違いしそうになった点。それぐらいでしょうか。
ひかりTVチューナーにはHDMI端子がある
さて、ひかりTVはハイビジョンも視聴できます。
もちろん、ビデオケーブルでは、SD品質でしか視聴できませんが、HDMI端子があるので、これを備えているTVに接続すれば、ハイビジョン品質(1080i)での視聴が可能です。
問題は、自宅のTV。こいつはSONYのPowerWideという、ハイビジョンブラウン管搭載ながらハイビジョンチューナーを持たない変態TV。 10年以上前のテレビなので、もちろんHDMI端子なんぞなく、ついているのは、コンポーネント入力端子(Y/Pb/Pr)。アナログハイビジョンに対応 しているので、1080iすなわちD3相当の入力まで対応しているはず。
購入当初は、PCのRGB入力とビデオとTVが見れればよかったので、この端子を使おうなんて思いもよらなかったのですが、どうやら活用される時が来たようです。
HDMItoアナログ変換
しかし、色々と調べてみると、HDMIはコンテンツ保護されており、アナログで出力する場合は、SD解像度まで落とされるらしく・・・
しかし、世の中、似たような事を考えているらしく、CP-262DなるDVItoRGBコンバーターが有効らしいとのこと。
ほんとかいな~と思いながら、TVを買い換えるよりはとぽちっと購入。
アダプター到着後、HDMItoDVI変換コネクタをコンバーターに接続・・・ん、なんかきついな、よし、なんとか入った!HDMIケーブルも接続 して、チューナーの電源オン・・・あちゃー、映らん・・・やーっぱ、そういう都合の良いものは売ってないよなぁ~なんて思いつつ、色々と試してみました。
- チューナーとコンバーターの電源オンの順番。
変化無し。
- DVI端子を持つLCDモニターとチューナーを接続。
ビデオケーブルへの出力が停止。一瞬だけLCDモニターに表示がされる。
- コンバーターを分解。
中身のファームウェアのバージョンは、某Blogに載っていた画像と同じV0.9。
基板上怪しいボタンを押してみるも、変化なし。
で、ふと、変換コネクタ接続時、きつかったのを思い出し、もしやと、はずしてコネクタを確認すると、案の定、1ピンだけ曲がってお隣とショート・・・そりゃぁ映らんわなぁと、曲がったピンを直して、再接続。
なんと、ちゃんと1080iで表示されました。これでPowerWideはアナログ停波まで延命出来ます。ほっほ~♪と思いながら、画面をよ~くみ ると、画面がゆがんでおります。はみでております。そういや、過去にサービスモードでテレビの設定を標準値に設定してしまってました。ハイビジョン以外は なんとか頑張って調整したのですが、ハイビジョン入力は入力ソースが無い為あきらめてました。
PowerWideのサービスモードと格闘
さて、サービスモードへの入り方と調整方法は・・・10年も前なので覚えちゃいません。そういえば、初期状態にした時に、サービスモードを調査したテキストがX68000上にあったはずですが、MOか5インチフロッピーに保存したため、現在は読める環境がありません。
多分、ぐぐれば出てくるだろうと、探してみたところ、ここにありました.
なんか、この資料、昔、NiftyServeで見たことがあるような気がしますが、気のせいかな。
明け方まで調整を繰り返し、画面の両端がゆがんでますが、なんとか見れる程度に調整出来ました。水平直線性の調整項目がみつからず、不満は残りますが、後ほど値を残しておきましょう。
一週間後、調整に再挑戦。両端のゆがみの調整です。いろいろといじった結果、SLINとMPINの意味を間違えていました。こいつは、横幅の調整で はなく、探していた水平直線性の調整項目だったのです。これを変更すると、表示幅が変わるので、勘違いしていました。よく考えれば、横幅調整項目の HSUB,HSIZと重複するから、違う部分の調整だと予想できたのに・・・う~む、忘れそうなので、今回の調査結果を残しておかねば。
ということで、同様の歪がある画面モード(字幕モード)も調整して、ばっちり!これで画面を見ても気持ち悪くなりません。
ひかりTVチューナーにはHDMI端子がある
さて、ひかりTVはハイビジョンも視聴できます。
もちろん、ビデオケーブルでは、SD品質でしか視聴できませんが、HDMI端子があるので、これを備えているTVに接続すれば、ハイビジョン品質(1080i)での視聴が可能です。
問題は、自宅のTV。こいつはSONYのPowerWideという、ハイビジョンブラウン管搭載ながらハイビジョンチューナーを持たない変態TV。 10年以上前のテレビなので、もちろんHDMI端子なんぞなく、ついているのは、コンポーネント入力端子(Y/Pb/Pr)。アナログハイビジョンに対応 しているので、1080iすなわちD3相当の入力まで対応しているはず。
購入当初は、PCのRGB入力とビデオとTVが見れればよかったので、この端子を使おうなんて思いもよらなかったのですが、どうやら活用される時が来たようです。
HDMItoアナログ変換
しかし、色々と調べてみると、HDMIはコンテンツ保護されており、アナログで出力する場合は、SD解像度まで落とされるらしく・・・
しかし、世の中、似たような事を考えているらしく、CP-262DなるDVItoRGBコンバーターが有効らしいとのこと。
ほんとかいな~と思いながら、TVを買い換えるよりはとぽちっと購入。
アダプター到着後、HDMItoDVI変換コネクタをコンバーターに接続・・・ん、なんかきついな、よし、なんとか入った!HDMIケーブルも接続して、チューナーの電源オン・・・あちゃー、映らん・・・やーっぱ、そういう都合の良いものは売ってないよなぁ~なんて思いつつ、色々と試してみました。
- チューナーとコンバーターの電源オンの順番。
変化無し。
- DVI端子を持つLCDモニターとチューナーを接続。
ビデオケーブルへの出力が停止。一瞬だけLCDモニターに表示がされる。
- コンバーターを分解。
中身のファームウェアのバージョンは、某Blogに載っていた画像と同じV0.9。
基板上怪しいボタンを押してみるも、変化なし。
で、ふと、変換コネクタ接続時、きつかったのを思い出し、もしやと、はずしてコネクタを確認すると、案の定、1ピンだけ曲がってお隣とショート・・・そりゃぁ映らんわなぁと、曲がったピンを直して、再接続。
なんと、ちゃんと1080iで表示されました。これでPowerWideはアナログ停波まで延命出来ます。ほっほ~♪と思いながら、画面をよ~くみると、画面がゆがんでおります。はみでております。そういや、過去にサービスモードでテレビの設定を標準値に設定してしまってました。ハイビジョン以外はなんとか頑張って調整したのですが、ハイビジョン入力は入力ソースが無い為あきらめてました。
PowerWideのサービスモードと格闘
さて、サービスモードへの入り方と調整方法は・・・10年も前なので覚えちゃいません。そういえば、初期状態にした時に、サービスモードを調査したテキストがX68000上にあったはずですが、MOか5インチフロッピーに保存したため、現在は読める環境がありません。
多分、ぐぐれば出てくるだろうと、探してみたところ、ここにありました.
なんか、この資料、昔、NiftyServeで見たことがあるような気がしますが、気のせいかな。
明け方まで調整を繰り返し、画面の両端がゆがんでますが、なんとか見れる程度に調整出来ました。水平直線性の調整項目がみつからず、不満は残りますが、後ほど値を残しておきましょう。
一週間後、調整に再挑戦。両端のゆがみの調整です。いろいろといじった結果、SLINとMPINの意味を間違えていました。こいつは、横幅の調整ではなく、探していた水平直線性の調整項目だったのです。これを変更すると、表示幅が変わるので、勘違いしていました。よく考えれば、横幅調整項目のHSUB,HSIZと重複するから、違う部分の調整だと予想できたのに・・・う~む、忘れそうなので、今回の調査結果を残しておかねば。
ということで、同様の歪がある画面モード(字幕モード)も調整して、ばっちり!これで画面を見ても気持ち悪くなりません。
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