消費電力測定
そろそろ・・・
このブログの管理人の自宅のPCは、現在24時間電源いれっぱなしです。
そして、夏に向かって次第に電気代が気になる季節。
そして、相方の目も次第に厳しく・・・
とまぁ、冗談はさておき、家庭内で電気代について話し合う時、電気代の領収書を前に、適当な印象のみで議論を進めて結果、不幸な結末になりがちです。
特にPCの24時間運転をしている人間にとって、家庭の電気代に占める割合が実際にどうであれ、やり玉にあがりがちです。
そんな時、消費電力の実測データがあると、キリッと反論ができるはず。
ということで、我ながらナイスアイディア!と、サンワサプライのワットチェッカーTAP-TST5を、楽天でポチリ。アンケートに答えたりしてためていた楽天ポイントも手伝って、4000円ほどで済みました。この程度の出費なら、電気代削減で元がとれると、相方への言い訳もたちます。
ワット測定マニア
数日してワットチェッカーが届き、さっそく、電力測定です。
まず、一階に死蔵してある170L冷蔵庫の消費電力をば・・・100W・・・冷却中なので食ってますな。
次に、24時間通電しているPC周辺機器を含めた消費電力。
150W近辺をうろうろ・・・アクティブ状態にしては、低めな消費電力ですが、内訳を見ないとなんとも言えません。
ここから、各機器単独の消費電力測定です。
PC本体(Q8200+EG45M-UD2H+2GBx2+HDDx4) 100W
ケーブルTVモデム 5W
ワイヤレスLAN(WR8500N) 5W
ディスプレイ(三菱 Diamondcrysta RDT1714VM) 40W
PC本体は冷蔵庫並み。ちょっとショックです。相方の目が怖いです。
嫌な事はとりあえず、目をつむって、他に目を向けましょう。
おぉ、意外とディスプレイが食ってますね。
さっそく、輝度を確認・・・100%!? 暗すぎない無い50%ぐらいまでさげてっと、25W
まぁ、無人運転中はこいつの消費電力は1W以下なので、全体の割合からすると微々たるものですが、下げれるべきところは下げておきましょう。
モデムとワイヤレスLANは、今回はどうしようもないので、放置。PC本体へとメスを入れます。
まずはCPU。
24時間のほとんどは、ネットワークのファイル転送ぐらいなので、クロックアップなんてもっての外。定格運用に戻します・・・あんまり変わらないような。
次はCPU core電圧を下げていきます。Q8200のくせにこのマザボ、1.2Vなんて食わしてます。1.00Vまで下げましょう・・・97Wをうろうろ。
次は、HDD。
システムドライブのHDD以外には、ネットワークのファイル転送が行われないように、アプリケーションの設定を変えます。
これによって、他のHDDをスピンオフさせられます。
しかし、これでHDDの寿命が縮みそうでやりたくはないですが・・・タイムアウト30分ぐらいにすれば大きな影響はないかな?スピンオフすれば発熱しなくなり、そちらの方で寿命が延びて相殺されるかもしれません。
これで、システムドライブ以外HDD3台のモーターオフで、無人運転中は、80W台になりました。
そもそも、スピンオフするぐらいアクセスしないドライブは、外してしまってもかまいませんね。ということで、肥やしにしかなっていないHDDを一台外します。 おぉ、79Wの数字を見る事が出来ました。
静音PCへの道
あとやれることは、
より効率の良い電源もしくはファンレス電源への変更
CPUクーラーとSystem FANの見直し
システムドライブのSDD or 2.5inch HDD化
CATVモデムとワイヤレスLANのACアダプタの一元化
でしょうか。
うまくすれば、あと15Wぐらいはへらせると思います。
こればかりは、部品を買ってこないといけないので、続きはのちほど・・・。
| 固定リンク | 0
コメント