福島第一原発のテレビ報道の疑問
テレビの報道を見ていて、不思議だったのは、地震で揺れただけで、なんでこんなに大惨事になっているかという事。
気になったので、現地の現状の画像を探した所、ここにありました。
http://www.abc.net.au/news/events/japan-quake-2011/beforeafter.htm
なんか海側の設備がごっそり無くなってますね・・・・
そりゃ、冷却出来なくなるわけだ。
会社の人間も、ブログの記事でも、震度6で壊れるのはけしからんという意見があり、なんでテレビでは詳しくこれを報道しないのだろうと思っていたら、ようやく昨晩、NHKが津波による被害を説明してました。
地震発生時は、ちゃんと原子炉は停止し、冷却システムも動作していた、しかし、津波が冷却システムを根こそぎ持って行ってしまった。という流れなようです。
これって、批判の矛先に違いが出て来ると思うのですよね。
「震度6でぶっこわれるような原子炉なんて危険!」
というような批判が、
「そもそも津波の想定が甘い!どうしてこんな基準にしたのか?」
という批判になると。
どっちにしろ、東電と国への責任は免れませんが、情報の欠落による見当違いの批判が元になって、数十年後に後悔なんて嫌です。
落ち着いたら、津波の規模の想定へ、想定以上の津波が来た時のシステムの冗長性の確保へ等への再確認が必要ですね。
まずは、今は、臨界にだけはならない事を祈るばかりです。
もうね、バリアが欲しいバリアが、津波が来たら、光子力バリアー!って。
あ、でも、耐えきれず、パリンッって割れるか・・・(^^;
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