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2016年12月の3件の記事

2016年12月10日 (土)

録画保存NASの空き増量計画

我が家では4年前からNASにNETGEARのReadyNAS 316を使っている。
これに4TB HDDを6つ搭載しRAID5で運用し20TBの容量。

 

この容量に何を保存するのかというと、

 

    • テレビ番組の録画

 

    • デジカメ・携帯・スマホで取った写真や動画

 

    • 年賀状データ

 

    • 確定申告データ

 

  • ダウンロードした文書・動画・画像

 

とまぁ、色々と保存している。

 

とはいえ、一番容量を食っているのは、テレビ番組の録画。

 

現在13.7TB。

 

空きが沢山有るときに、とりあえず保存しておいたら沢山貯まり、今では容量を圧迫して悩ましい状況。

 

4年前と違って動画配信で十分な品質で視聴が可能な今、より容量の大きいHDDに載せ替える投資は避けたい。
(HDDの価格の低下のペースが遅いので8TBを買おうにも高すぎる。)

 

貧乏性なのでさくっと断捨離してしまうのも抵抗がある。

 

と言う事で、H.264やH.265に変換して容量を削減する計画を考えました。

 

ここで障害となるのは、録画TSを再生する機器がサポートする動画形式です。

 

我が家のTVはREGZA Z8000。
取説では再生出来る形式はMPEG2まで。
しかし、ネットで検索するとDLNAでストリーミング再生ならば、H.264でも行けると判りました。

 

早速試して見ると、H.264でもAVCHDならばそのまま再生出来るようです。
PEGASYSのTMPEGEnc Video Mastering Works 6ならば、

 

出力フォーマットのテンプレートは、「AVCHD向けMPEGファイル出力」。
デフォルトの設定のままだと音声が出ないので、音声設定のチャンネルモードを「5.1chサラウンド」に変更する必要があります。

 

他はそのままで良いのですが、私は、
映像設定のパフォーマンスを「普通」→「やや遅い」、エンコーダパス設定を「1パス」→「2パス」に
音声設定のビットレートを448kbps→384kbpsに
変更しています。

 

画質は、動きの激しい所でも特に劣化を感じないので、大丈夫でしょう。

 

問題はエンコード時間。
Intel Core i5 3470S + NVIDIA GeForce GTX960の組み合わせで、2時間の番組のエンコードに11時間かかります。

 

とりあえず、この設定で、24時間稼働させています。

 

いつ終わるかざっと計算すると、
13.7TBの録画データがあり、二時間番組が20GBとして、そのエンコードに平均11時間かかるとすれば、ざっと321日。

 

嫌になってきたら、パフォーマンスを「普通」に戻すか、兼ねてから考えていたIvyBridge世代からKabylake世代への移行を考えてみようと思います。

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2016年12月12日 (月)

モバイルバッテリーとIQOS

嫁がIQOSを買い、従来の煙草から切り替え中なのだが、今まで使っていたPanasonic製モバイルバッテリー(eneloop)では、充電できない事が判明。

数年前の製品なので1.5Aしか出せずIQOSの要求する電流に足りないのが原因なようです。

折角IQOSで吸おうと思ったら電池切れ、モバイルバッテリーでも充電できず、結局、元の煙草を吸う事になり、折角高いお金を出して買ったIQOSが勿体ない。

嫁のモバイルバッテリーも酷使しているので、随分と容量もへたってきている様子。

という事で、早速、嫁にも相談せずに、バッファローのモバイルバッテリー BSMPB6701P1 を注文しました。

Thumb144165_21_2

なぜこれを選んだかというと、

  • 2.4Aの急速充電に対応
    Android/iPhoneの両方の方式を自動切り替えで対応するので、多分、IQOSでも充電可能だろう。
  • 6700mAhの大容量
    嫁のiPhone6sを2.5回充電でき、暇さえあればスマホでゲームしている嫁にぴったり。
  • 安心の日本メーカー製
    バッテリーセルがどこメーカーかわからないので、気休めかもしれませんが・・・
  • 白がある
    バッグの中を探すのに黒だと見つかりにくい。

という理由です。

充電用USBケーブルも2.4Aに対応してなさそうだったので、ついでにBigBlueの15cm 2本入りの奴を購入しました。(Amazonのキャンペーンで2割引きもあったので。)

61fmi43uvsl_sl1200_1_2


実際にIQOSでこれらの製品を試してみたところ、ちゃんと充電できました。
充電速度は測っていないので、最大速度で充電出来ているかは不明ですが、使える模様。

バッグの中をいつも物を探してごそごそする嫁には見つけやすい白の方を使ってもらい、黒は自分用にしました。

これで嫁が充電切れ(違う意味にとれるなぁ)でがっかりする事も減るはずです。

しかし、ここには盲点が一つ。

モバイルバッテリーの充電し忘れ。

過去に何度もモバイルバッテリーの充電し忘れで、途方に暮れる嫁を見ています。

2.5回分充電でき新品でへたっていないので、その状況に陥る可能性は減っているはずですが、何か対策を考える必要があります。(ないです。)

そこで、自分のモバイルバッテリーを新調を考えました。
私はSANYO製eneloopモバイルバッテリーの最初期のものを使っています。
携帯の充電には十分まだ使えるのですが、スマホでは全く反応せず。
しかも結婚後、通勤時間が短くなった結果、使用頻度が減り、鞄の肥やしになっておりました。
電話先でもう充電が無いので何時何分にここに来てと細かい指定をされるような状況には対応出来ませんが、側にに居る時は、自分が持っていればなんとか対応できます。(そもそも対応する必要があるのかどうか、そこはさておき・・・)

ということで、Anker PowerCore 20100 (20100mAh 2ポート 超大容量 モバイルバッテリー) iPhone&Android対応 マット仕上げをついでに購入しました。

51u4bzk5bl_sl1500_1_2


AnkerはPCのATX電源ぐらいしかお世話になって事がなかったのですが、色々出していたのですね。

これだけ大容量だと万が一の事故も怖いですが、アマゾンのコメントに分解写真と共にパナソニック製セルを使用しているとありましたので、そこまで不安視する必要は無いと考えました。

製品が届いてまず持ってみると、354gなので重いといえば重いですが、今まで使っていたSANYOのモバイルバッテリーの倍ぐらい、鞄に入れて持ち歩く分に十分軽かったです。

早速こやつに充電してみると、さすがの大容量。充電時間が長い長い。
空の状態からであれば、半日はかかるんじゃなかろうか。

想定される充電時間を計算すると、

やつのバッテリー容量は72.36 wh。
充電ポートの入力は5V/2A。
従って、10Wで充電すると、損失を無視すれば、72.36Wh/10W = 7.236時間で充電完了。
損失や、充電終了間際のゆっくり充電を考慮すると、8時間で終了が期待値でしょうか。

それからすると、朝に製品が届いて充電をLED一つから開始し、充電完了を確認したのが夕方なので、期待値かちょっと遅い感じでしょうか。

どれぐらい出番があるかわかりませんが、これで準備は万端です。

おぉ、そうだ。これぐらいの大容量なら、災害時の非常用にも役に立つかも。

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2016年12月25日 (日)

録画保存NASの空き増量計画その2

前回から引き続き、11時間かけて、2時間番組のH.264へのエンコードを粛々と行っています。
NASの空きはじわりと増えていますが、二週間かけて、600GBのTSを300GBに削減しただけです。
敵は13.7TB。
4%しかやっつけていません。
判っていたとはいえ、さすがに嫌になってきました。

 

設定の見直します。

 

使っているテンプレートは、前回、TMPEGEnc Video Mastering Works 6の「AVCHD向けMPEGファイル出力」から、いくつか変更(下記)をしたものです。

 

    • 音声設定のチャンネルモード「 5.1chサラウンド」 (必須)

 

    • 音声設定のビットレート 「384kbps」(お好みで)

 

    • 映像設定のパフォーマンス 「やや遅い」(お好みで)

 

  • 映像設定のエンコーダパス設定 「2パス」(お好みで)

 

このままでは、設定の自由度が無く、せいぜいパフォーマンスを「やや遅い」からより速い設定に変えるぐらいしか出来ません。

 

ということで、自由度を上げるため、詳細設定の「MPEG詳細設定へ移行」を実行して制限を外します。

 

そこから以下のように変更したところ、無事、REGZA Z8000で再生可能なファイルが出来ました。

 

    • システムストリームの形式 「MPEG-2 Transport (VBR)」

 

  • 映像エンコーダ 「NVENC」

 

エンコード時間は、二時間の地デジ番組で、1時間25分。
前回の設定では、9時間20分。
7倍速い!

 

さて画質ですが、地デジソースのTSを、ビットレート5.8Mbpsで、エンコードした所、特に劣化を感じないレベル。
前回の設定でエンコードしたものと比較しても違いは感じられません。

 

地デジ品質であれば、NVENCを使っても満足出来る品質になると結論付け、地デジTSでは、こちらで行く事にします。

 

BS品質での評価は、次回のエンコードのタイミングで確認するとしましょう。

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