TMPGEnc Video Mastering Work 6で、Intel Media SDK Hardware(QSV)でH.264エンコードしていると、結構な頻度で0xC0488011エラーで終了する問題に悩まされていました。
頻度は、4時間に1回ぐらいでしょうか。
ハードウェア構成は、以下の通り。メモリをXMP-2400で使っているぐらいで大人しい構成です。
- CPU Intel Core i7 4770s (Intel HD Graphics 4600)
- dGPU NVIDIA GeForece GTX 960
- メモリ 16GB (PC3-19200)(G Skill F3-2400C10-8GTX)
色々と試行錯誤した結果、以下の対処をすると頻度が減る事が判りました。
- エンコードしながらPower DVDで動画を見ない
この3つを組み合わせると、今のところ、48時間動画をエンコードをしても一度もエラーに遭遇していません。
この内、Power DVDでの動画視聴は、御法度です。
エラーの頻度が1時間に1回までに跳ね上がります。
先読み禁止の効果も大きいです。
禁止にした以降、エラーに遭遇したのは、Power DVDで視聴した時しかありません。
PCをロック画面にする効果は、先読み禁止にするまでは、大きかったのですが、禁止にした以降は、エラーの発生頻度に差異が認められません。
以下は、試して効果が無かったものです。
- Intel GPUのドライバーを上げる(v20.19.15.4549(Inte HD Graphics 4600 )まで上げた。)
原因は何なのか、よくわかりませんが、先読みしないことで、ハードウェアエンコーダが休む時間がいい感じ挿入されて、いい感じになったのかもしれません。(なんのこっちゃ)
PowerDVDが関係するのがよくわからない。
Intel GPUは、エンコードのみ使用していて、画面表示はGTX960を使用しているので、影響なんて無いだろという思いたいけど、実際は有る。
PowerDVDが、Intel Media SDK Hardwareにちょっかい出しているのだろうか。
なんにせよ、これで安定した高速エンコードが出来るようになりました。
以上。
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