Thunderbolt AICの調査メモ
会社で某社から購入のTitan Ridge AICが壊れた感じ。何か設定を変えてしまったかと散々デバッグしたが、どうも故障した模様。
問い合わせると修理のパスはなく、購入するしか。
ROMに焼かれたFWも書き換えてみたが変化無し。
市販品だと一万円もしないので、そちらを物色してみた。
Alpine Ridge使用のもの
・ASROCK Thunderbolt 3 AIC R2.0
Titan Ridge使用のもの
・GIGABYE GC-TIAN RIDGE (rev1.0)
TBT Header (GIGABYTEではTHB-Cと呼ぶ)
コネクタ形状には二種類
5pin 1列 (ピン番号付けは、GIGABYTEより)
1:FORCE_POWER | 2:SCI_EVENT (PLUG_EVENT) | 3:SLP_S3 | 4:SLP_S5 | 5:GND |
7pin 2列 (Pin#8は空き,ピン番号付けはHP Forumから。正しいか不明)
2:SLP_S5 | 4:SCI_EVENT(PLUG_EVENT) | 6:N.C. | 8:N/A |
1:GND | 3:SLP_S3 | 5:FORCE_POWER | 7:FORCE_POWER |
HP forumでは、MB側が8pinでカード側が5pin
一方、GIGABYTEやASROCKは、カード側が8 pinで、マザー側が5 pin
((2020/1/9 追記) と書いたが、実際購入してみるとGIGABYTEのカード側も5 pinだった。)
さすがに、デスクトップPC向けなので、この程度で良い模様。
RTD3の評価は出来ないが、そこまでは必要ないので、こちらの線を交渉してみるか。
(2020/1/9 追記)
交渉し、無事、ヨドバシにてGC-TITAN RIDGE (Rev1.0)を9020円で購入。
付属のケーブルを見ると、本体側もMB側も5pin。
改めてGIGABYTEのマニュアルのピン配置を確認。
使用する度にピン配置の資料を確認するのも面倒なので、これを印刷してカードに貼り付ける。
(ケーブルは自作なので切り欠きが無く、マザー側も同様なので、毎回確認しながら接続する必要がある。)
さて、お膳立ては出来たので、実際にマザーボードに載せて試す。
問題はこのマザーはACアダプタで動作するので、PCIe電源が取れない。
仕方が無いので、お隣のマザーのATX電源からPCIe電源をお借りする。
(グランドが一致してれば大丈夫だろう。)
これをマザーに接続し、お隣マザーを電源オンしてPCIe電源ラインに電力を供給して、電源を入れWindows10を起動し、ドキドキしながらDevice Managerを起動。
あれ、認識してない・・・
あ、Thunderboltデバイスを接続していなかった💦
接続・・・
バンザーイ😃
無事、認識!!
Titan Ridgeのファームウェアのアップデートが必要になった場合の対応に課題が残るが、Thunderboltの機能評価に手も足も出なくなる状況ではなくなった。よしよし。
最近のコメント