キャスター付き、隙間収納本棚の自作!二つ目!
文庫本収納本棚(キャスター付き)を作成した。
今度は、側板を出来合いの支柱ではなく、ちゃんと作って、大入れ組み手で棚板を固定した。
初めての大入れ組手。
電動トリマーを使うから溝堀なんて余裕・・・なわけはなく、位置決めを正確さが求められる。
しかも、ホームセンターで切ってもらった側板は、微妙に歪んでいる。
歪を側板の前面側、背面側のどちらで吸収するか、いったりきたり。
さらに、トリマー用治具を作って掘り進めたはいいけど、計算ミスで設計変更(つじつま合わせ)を余儀なく・・・
苦労の末、側板が完成
彫刻刀が見えますね・・・はい、設計変更や計算ミスによる溝の長さや深さの調整をしました。
パテで埋めた跡も見えますね・・・はい、トリマーが暴れてやっちまいました。
底板に設置するキャスターは今回、妻からの無骨さ指摘を踏まえ、トウカイキャスターのTE40シリーズのTE40F/TE40FS/TE40JKにしました。
しかし、底板にキャスターを取り付けたら、固定キャスターと自在キャスターで高さが微妙に違う・・・
(キャスターの図面では、同じ高さだけど実際は違ってた・・・)
結果、自在キャスター取り付け箇所を0.5mm程トリマーで正確に削る調整を余儀なく・・・
(木工でこんな緻密な作業が必要になるとはおもわなんだ。)
今回は塗装もするぞ!ということで、外でクリアラッカー塗装作業中、散歩中のおじいさんが倒れ後頭部を打ち流血、近所の方と協力して救急車を呼び、運び込まれるまで対応。
その後、やれやれと塗装完了後、陽光の元、日没まで放置。
しかし、なかなか臭いが抜けず、浴室乾燥で加速度試験を数時間。
風呂場の本棚は、なかなかシュール。
等々、すったもんだして、年内完成の予定が、年が明けバレンタインデーに完成。
背面はこんな感じ。
背板も、トリマーで掘ってはめ込んだ。
左右に揺らしてもびくともしないよう、背板にしては9mmと常識外れに厚くし、ネジが不要なくらい、きっちりはめ込めるようにした。
でも、本を勢いよく入れて外れる程度のキツさなので、ネジ止めは必須。
あと、棚板もきっちりはめ込めるようにした。こちらは、接着剤もネジ止めも無し。
側面はこんな感じ
こんな薄っぺらい奴、簡単に倒せるぜ!
もちろん、こういう状態で置いておくわけはなく。
このように隙間に収納し、エレクターと壁に支えてもらいます。
(床面の歪みにより、エレクター側に寄りかかってます。)
クリアラッカー塗装のお蔭で照明の反射が映えますな。
隣の隙間収納本棚一作目とは違いますな。
以下は、細かい部分の紹介。
足回りの外観はこんな感じ。
小さいキャスターなので、荷重分散の為、14個設置!トレーラーかよ。
前回の反省を踏まえ、キャスターは、どの方向を向いても、底板からはみ出ないよう設置。
これで、方向転換時の、キャスターと壁や家具との接触が防げ、スムーズな移動が可能になります。
問題は、径が4cmと小さいので、文庫本満載した状態で、カーペットに乗り上げられない欠点。
当面、カーペットをめくって引き出す運用としました。(今後、カーペットをずらす予定。)
棚の組手はこんな感じ。
初挑戦にしては、良い感じに直径18mmのストレートビットのRと、丸面ビットのRがピッタリ。
(彫刻刀で長さ調整した所や、トリマーがずれた所では、隙間が出来ましたが・・・)
あ、側板の表面がザラザラ・・・やすり掛け忘れてた・・・
気を取り直して、底板はこんな感じ。
荷重を支える為に、今回も底板に乗っかる設計にしました。
見ての通り、底板がはみ出ています。
幾度も行われた設計変更という名のつじつま合わせの際、底板の調整をすっかり忘れてました。
が、もう面倒なので削らずにデザインだとの言い訳で、そのまま使用。
さぁ、次回は、最初に作った隙間収納本棚の自在キャスターはみ出し壁干渉問題の解消だ。
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