Z590 Steel Legend WiFi 6EとVAIO S15 (VJS152C11N)に、CFD CSSD-M2B1TPG3VNDを導入
会社のVAIO S15 (VJS152C11N)のSATA SSD 256GBの空きが無くなった。
自宅PCをCore i7 10900KF + Z590 Steel Legend WiFi 6Eにアップグレードしたら、SATA SSDの遅さが気になってきた。
と言う事で、耐久性・転送速度・価格・まだ買った事が無い、の4つのバランスが良いと思った CFD CSSD-M2B1TPG3VNDを二枚購入した。
(NANDがWD製で、キオクシアと共同開発のBiCS5というのも背中を押した。)
スペックの一部と購入価格の紹介
PCIe Gen4
容量1TB
耐久性1800TBW
転送速度 Read:4950MB/s Write:4400MB/s
価格 16748円(九十九電機で購入)
VAIOのSSD換装
このVAIOは、裏面のSSDの蓋を外すだけで、簡単にSSDの交換が出来る。便利。
ヒートシンクは付けられないし、蓋はプラスティックなので、熱伝導シートをはさんでも、蓋からの放熱は期待できなさそう。
よって、放熱対策は無しのまま。
ベンチマーク結果は以下の通り。
転送速度が公称値より低いが、このVAIOはKabylake世代なのでPCIe Gen3までの対応。
PCIe Gen3の限界値が出る期待もあったが、ノートPCだし、こんなもんと勝手に納得。
温度は、ベンチマーク中は63℃まであがり、その後、放置すると39℃に落ち着きました。(測定時気温は24.1℃)
まぁ、仕事でベンチマーク程のアクセスは無いので、大丈夫でしょう。
Z590 Steel Legend WiFi 6EのSSD換装
PCIe Gen4対応なので、もっと速度が出るだろうと、ウキウキしてM.2 PCIe Gen4 スロットに装着!
・・・・が・・・・認識せず・・・・
PEGからビデオカードを外しても認識しない
他のM.2 PCIe Gen3 スロットでは認識する
別のNVMe SSD(PCIe Gen3)も認識しない
マザーボード側の何かが問題の原因となっている様子。
UEFIのPCIe関連の設定をデフォルトから変更しているので、それが関係しているのかもしれない。
(Power Management系)
さて、ちょっとガッカリしながら、M.2 PCIe Gen3スロットに接続して、ベンチマーク!
マザーボードとプロセッサが新しい分、PCIe Gen3の限界に肉薄する速度!良かった!
温度は、ベンチマーク中は45℃まで上昇、その後、放置すると35℃に落ち着きました。(気温23.8℃)
マザーボード付属のヒートシンクを使ったので、ちゃんと冷えてます。良かった良かった。
まだOSをコピーしていないので、実使用中は、放置状態での温度は数℃上がるでしょう。
M.2 PCIe Gen4で認識しない問題
さて、この認識しない問題・・・あっさり判明。Asrockの製品紹介ページに書いてました。(取説にも)
「Intel® 第 11 世代プロセッサーとペアリングするための M.2_1 ソケットがデフォルトで装備されています。
Intel® 第 10 世代プロセッサーを使用して最高の熱放散を実現している場合は、M.2_2 に対して使用することができます。」
M.2_1がPCI Gen4のM.2 Slot
M.2_2がPCI Gen3のM.2 Slot
CPUは10900KF、第10世代プロセッサーなので、M.2_1は使えないという事ですね。わかりにくい日本語ですが。
(第10世代のCometLake-Sは、PCIe Gen4対応していると思い込んでた。)
取説の方はわかりやすく↓の様に書いてました。
と言う事で、マザーボードにもSSDにも取説にも問題はなく、単なる自分の調査不足の問題でした。
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