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2021年5月29日 (土)

ダイニングテーブルに置くPCの製作 その4 木製PCケース組み立て編

GWに入ったので時間が取れる為、ようやく木材加工からの組み立てに取り掛かる。
(記事の投稿は随分後になったが・・・)

天板と底板の加工

まずは天板

Dsc_1230

左側がCPU水冷クーラーのラジエターに至る溝。
メモリやWifiカードの上部も広くして空気が通りやすくした。
あと、ケーブルや水冷パイプの曲げが弱くするためでもある。

右側の溝が電源。
見事に掘り過ぎて、パテで修正した。

次は底板

Dsc_1222

左側の穴にラジエターを設置。右側の穴に電源を設置。(切り方下手くそで、ガタガタだ。)
そして、マザーボードとフロントパネルのオーディオとUSBの基盤を設置するための六角スペーサー15mmを取り付けた。(もちろん鬼目ナットを打ち込んだのち)

お試しでパーツを設置する。

Dsc_1235

スッカスカ。

CPUの電源ケーブルは、マザーボードの裏面を這わせている。

裏からみるとこんな感じ。

Dsc_1236

前面から見るとこんな感じ。

Dsc_1237

ペイントマーカーで、オーディオコネクタに色を付けて、判別付くようにした。

この色のペイントマーカーの他の使い道は無いが、前板にマイクやヘッドホンのマークなり文字を書き込むより、圧倒的に楽ちんである。
もし、擦れて色が剥がれてきたら、またペイントマーカーで塗る単純作業で済む素晴らしさ。色分け最高!

前板の加工

切り出して、角をトリマーでまるめた所。所々焦がすが、紙やすりである程度薄くなるので、気にしないようにする。

Frontpanel1

そして、電源ボタン等の穴をあけて、クリアラッカーで塗装。

Frontpanel2 

そして部品の取り付け。(穴の縁がガタガタだけど、気にしたくない。)

Dsc_1232

そして裏面

Dsc_1234

固定方法の苦労が偲ばる。

背板・側板の加工

罫書いて、穴けてー、溝掘ってー、鬼目ナットねじ込んでー、えんやこーら。

Dsc_1228

テレビを取り付ける部分は、10mm掘り下げ、重心を少し後ろにし、倒れようとする力を出来るだけ小さくなるよう工夫。

その裏面

Dsc_1229

右側の三つの穴は、側板の3連6cmファンの穴。取付用ステーもネジ止め済み。

と、ここで重大な事に気が付く。

木目の方向を、90度間違えていた事に・・・

テレビの重さによる曲げの力の方向と直角に木目が走っているので、強度が無い。
3cmの板なので、耐える気もするが、補強が必要。

早速、ホームセンターで、補強用の金具を購入。

補強の準備も出来たので、いよいよ切り出し開始!

Dsc_1238

まだ整形は残っているが、うずうずするので、この時点で、VESAマウンタを取り付ける為のM6の鬼目ナットや、脚を太くする板を取り付ける為のM6の鬼目ナット、そして、拡張スロットの金具を取り付ける。
拡張スロットの金具は、M4の鬼目ナットを使い、M4でネジ止めし、何度も取り外し可能に。

この後、トリマーできれいに整え、残りの溝を掘り、塗装作業を行うが、加工に夢中で、途中の写真を撮り忘れる失態。

仮組

色々すっ飛ばして、パーツを取り付けた後の写真。

側板と背板と天板の塗装も済み。

1_20210529195801

補強の金具も設置したので、もう安心。
背板の電源の穴が黒く縁どられているのは、すきまテープ。これで電源と背板の隙間を埋め、電源からの排気が、隙間から再流入を防ぐ。

そして、 側板と背板を組み立て開始!

Dsc_1242

まさかの調整無しでピッタリ組みあがり・・・

小躍りしつつ、前板を組付ける。

Dsc_1244

ここで、前板の右側が、2.5mmはみ出る事が判明・・・

おぉ、塗装までしたのに・・・と嘆きつつ、トリマーで2.5mm削り、面取り、塗装しなおす。

と言う事で、一旦の完成。

Dsc_1245

デザイン性は皆無。
2.5mm削った右足、こう見ても細いのがわかる。でも仕方が無い。
電源ボタンらの位置は、なんか中途半端な感じ。思い切ってど真ん中とか、端に寄せた方がよかったかも。

しかし、補強の金具がいいアクセントです。天板の塗装に反射しているのも、なんかお気に入り。

左側面はこんな感じ。
2_20210529215801
 三連ファンが特徴的。ファンガードが白だともっと良かった気が。(黒でもいいけど。)

そして背面側。

3_20210529215901

補強金具もいいアクセントです。(かな?)
ちゃんと金具とネジの厚み分の溝を掘って、壁ピッタリを邪魔しません。

側板を固定するネジも仰々しくて好み。

そして右側面。

 4_20210529220201

スッキリとした印象。

これだけ見ると、単なる引き出し付きの台に見えてくる。

そして、斜め側面の図。

Dsc_1250 

下に物置けるぜー

Dsc_1251

上にもどんどん置けるぜー

電源部分の拡大。

Dsc_1252

ACケーブルを通す溝を掘り、壁にピッタリ出来るように配慮。
雑な作業が目立つのは、気力の衰えか。

電源部分の上から目線。

Dsc_1253

壁にピッタリしても、上面を掘り、排気を逃がせるように配慮。

実際に塞ぐとこんな感じ。

Photo_20210529221401

なんとか窒息は免れるはず。
見ての通り、ピッタリにならず・・・ACコネクタが1mm程出ていた・・・ちょっと失敗。

まぁ、Wifiのアンテナケーブルの溝掘りを忘れてたので、これぐらいの隙間は許容しよう。
というか、木製PCケースなんだから、アンテナ内蔵で良かった・・・ここまで作り込んだから、とりあえず、このままで。

そして、バックパネル部分の拡大。

Dsc_1254

30mm奥まっているので、コンパクトを謳うコネクタなら、いくつかは、はみ出ず、壁ピッタリ出来ると期待。

HDMIケーブルを上方に逃がせるように溝を掘る。

Dsc_1259

将来、他にも通したくなったら、その時、追加で溝掘る予定。

そして、3連ファンの拡大。

Dsc_1255

6cmファンに対して、9cmのファンガードなので、吸気効率はそれほど落ちないはず。

ファンが塞がれた時に、少しでも給気できるよう、上方を解放。

Dsc_1256

実際に塞いだ図。

 Dsc_1257

辛うじて、吸気が出来る気配。
ヒューヒュー風切り音がしそう。

いよいよ、電源オンだが、次回に続く。

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