ダイニングテーブルに置くPCの製作 その3 木製PCケース設計編
基本形は決まった。
加工の容易性を考えると、木材をベースに作るのが良いだろう。幸い、加工道具は本棚を作ったときに買いそろえてある。(のこぎり、トリマー、電動ドリル、彫刻刀)
木材の検討
強度の欲しい背板や脚となる部分には、パイン集成材を使う、厚さ24mm以上のものにしたい。結局、900x600x30の板を購入。
天板や底板は、重量物を置かないのので、厚さ12mmのファルカタ材でもいいかな。もっと薄くて丈夫な木材があればいいのだけど、最寄りのホームセンター(島忠・ホーマック)にはなかった。
給気口の検討
側板にパンチングメタルを使うつもりだったが、丁度良いものが見つからない。オーダーすれば作ってもらえるサイトを見つけたが、そもそも、パンチングメタルをさらに加工して、良い感じに側板にする技術は自分にあるのか疑問だ。
ここは、側板も木にして、そこにファンガードをネジ止めする事を考えた。
色々探した結果、AinexのCFA-90B-BKを見つけた。

サイズはさておき、これなら、目も細かいし、埃の流入を防いでくれそうだ。
ファンガードは着脱を何度かするだろう。木ネジだと直ぐにネジ穴がバカになってしまう。
ネジを何度も締められるなにか良い感じのものが無いか探した所、鬼目ナットに辿り着いた。
これは、下穴を空けて金槌で打ち込むタイプ。
それとは別に、ねじ込むタイプもある。
これなら何度も取り外し可能。
マザーボードの取り付けるスペーサーのネジ止めにも使える。
側板、背板、前面パネルの固定にも使えば、組み立て分解も何回も出来る。
素晴らしい!
給気口にファンガートを設置するなら、ファンを設置しても良い気がしてきた。
幸い、幅を800mmとした事で、吸気ファンを設置する余裕もある。
大口径のファンは設置出来ない。しかし、小さいと風量の確保で回転数が高くなりうるさくなる。
小さくても静かで風量のあるファン・・・もうnoctuaのNF-A6x25でしょう。
給気口の基本構成は決まった。
マザーボードの固定方法の検討
底板に、マザーボードをネジ止めしなければいけない。
幸い、鬼目ナットがあるので、普通に六角スペーサーが使える。
高さは、15mmが良いだろう。裏面にケーブルを這わせる事が出来る。
ラジエターの固定方法の検討
ラジエターの固定ネジは#6-32のインチねじ。長さは
↓のように、底板に通気口を空けて、その横に固定ネジを通す小さい穴をあける。
出来る限り、ラジエター上部の空間を広くしたいので、ラジエター部分の天板と底板を5mm程削る事にする。
底板はファルカタ材なので、ネジ穴部分に強度不安がある。ネジ穴部分は図より幅広くする。
電源の固定方法の検討
ATX電源は、背面側(ACコネクタがある面)にネジ穴がある。
従って、底板に固定するには、L字金具が必要だ。
高さを抑える為に、天板と底板を5mm程掘って、挟み込むようにしたい。
そう考えると、それで固定されるのでL字金具による固定は不要になる。
そして背板にも通気口を開け、その周囲を5mm程掘り、電源が嵌まるようにする。
拡張スロットの検討
Wifiでネットに接続したいので、拡張スロットにWifiカードを差したい。
しかし、そのまま縦に差すと、高さが高くなるので、横にして差したいので、横向きに固定する金具が欲しい。
こんな時はAmazonかなと探す。見つけた!
背板に溝を掘って、これを良い感じにはめ込めば、カードの固定が可能だ。
1スロット分で充分なのだが、そんな都合の良いものは無かった。
マザーボードとの接続は、PCIe Slotの延長ケーブルを使う。
フロントパネルの検討
前板に、電源スイッチ・リセットスイッチ・アクセスランプ・電源ランプ・ヘッドホン端子・マイク端子・USBコネクタを用意したい。
電源ボタンを探すと見つけた。
電源ボタンと電源ランプが一体化した奴だ。
リセットスイッチとアクセスランプは、これにした。
これから、アクセスランプと、リセットスイッチだけ使う。
オーディオとUSBはこれにした。
3.5インチスロットで使う奴だが、これから基板を取り出して使う。
前板を掘ってこれらを取り付ける穴を開ける。オーディオとUSBの基板は、底板に取り付ける事になるので、位置決めは正確にしたい所だ。
テレビ取り付け方法の検討
もちろんVESA規格の金具で取り付ける。
背板にネジ止めする形になるので、これを選んだ。
M6ネジで固定する感じになっているので、M6用の鬼目ナットも購入。
こんなに要らないけど、足りないより良い。
背板・側板・前板のネジ止め方法の検討
背板には、テレビがぶら下がり、前方に倒れようとする力がかかる。
太いネジを使いたい。丁度M6の鬼目ナットが大量にあるので、M6ネジで背板と側板をネジ止めする。
もちろん相手は木なので、20mmのワッシャーを使い、凹みを抑える。
前板には、強度は要らないので、M3ネジとM3鬼目ナットで側板、天板、底板にネジ止めする。
M3ネジをそのままネジ止めすると、前板が負けて凹むので、ワッシャーが欲しい。
そのままワッシャーを使うと無骨なので、飾りワッシャーを使う事にした。
ローゼンワッシャーと言うらしい。
これと皿ネジの組み合わせで、良い感じになる。
さて、次回から、木材の加工と部品の取り付けだ。
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