VAIO S11 (VJS1111)のSSDを換装
2015年頃に購入した、妻のVAIO S11(VJS1111)
当時としては、奮発して256GBのNVMeのSSDを選んだのだが、とうとう空きが14GBに。
妻の仕事は映像関係。映像を扱う仕事には非常に心もとない状況だ。
ここ一年ぐらいは、ファイルを整理して空きを作ってなんとかしていたらしい。
が、それも32GBもの大容量の映像ファイルのダウンロードで破綻。
とりあえずは、USB Flashにダウンロードする事で、その場を凌いだが、流石にこれは続けられない。
と言う事で、2TBのSSDを購入し交換する事にした。
購入したSSDは、Transcend TS2TMTE220S0
イートレンドで27780円で購入。もっと早く相談してくれれば、半導体が高騰する前に買えたのだが、たられば言っても仕方が無い。
さて、このVAIO S11、SAMSUNG MZHPV256HDGLが搭載されていた。
仕様的には、
Read 2150MB/s → 3500MB/s IOP 90K → 340K
Write 1200MB/s → 3200MB/s IOP 70K → 370K
確実に速くなるはずだ。
耐久性は4400 TBWと、大容量の映像ファイル扱うには、十分だろう。
分解は、ネットに先達がいらっしゃったので、そちらを参考。(https://isekikenji.com/vaio-s11-01/)
おかげで、爪を一箇所を破壊しただけで済んだ。
価格.comのレビューには、両面にメモリが実装されているとあったが、購入した物は、ちょっと違った。
基板のバージョンが違うのか、裏面には、制御チップかDRAMが2つ実装されていただけで、Flash Memoryは無かった。
よって、熱の問題もそれ程心配しなくて良いだろう。たぶん。
ディスクのコピーには、たまたまあったIceLakeの評価ボードを使った。
こいつには、SATAポート1つと、NVMe M.2スロット一つしかない。
しかし、Thunderbolt 3 Portが4つあるので、Thunderbolt SSDケースを使い、計2枚のNVMe SSDが使えるようにした。
SATAポートのSSDにWindows 10をインストールし、Thunderboltのドライバーだけインストールし、Thunderbolt Portを生かす。
両NVMe SSDが認識される事を確認。
ディスクのクローンの為に、ライセンスが余っていたAcornis True Image 2016をインストール。
(Turue Image 2010からのアップグレートのライセンスなので、両方のライセンスの入力が必要で、入力が面倒だった。)
そして、ディスクのクローン実行!
ここまでで、1時間もかからない。流石SSD!流石NVMe!
さて、恒例のベンチマーク
直ぐに二回目を走らせると、Readが1600MB/sまで落ちたので、熱による速度低下かも。
比較の為に、前のSSDでベンチマークを確認しておくんだったが、また筐体を開けると爪を壊すかもなので、やめておこう。
ベンチを取った先達がいるだろうと、「VJS1111 CristalDiskMark」で検索すると、ドンピシャなページが!
CristalDiskInfoのバージョンが違うので、そのまま比較は出来ないが、Readは同程度で、Writeは倍ぐらい速い感じ。よしよし。
熱云々は、特にコメントされてなかったので、その辺の比較は出来ないが、これぐらいにしておこう。
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