カテゴリー「太陽光発電」の11件の記事

2015年5月11日 (月)

太陽電池+蓄電システム導入の検討

現在、太陽電池+蓄電の導入を検討しています。
自分の過去記事 2011年3月29日でも電力不足対策にと一度検討していたのですが、蓄電とセットじゃないと意味が無いと取りやめた経緯があります。

 

その時、こんな事を書いてました。

出来れば、プラグインハイブリッドプリウスが出て、トヨタホームが、プリウスのバッテリーを太陽光発電の蓄電システムとして使うようなシステムを発売するのを待ちたい所ではありますが・・・

 まさか、3年後にプリウスPHVを本当に買うとは思っていませんでした。
 とはいえ、現行プリウスPHVの蓄電池を、自宅の蓄電池としては使えないので、時期プリウスPHVまでお預けです。
 その代わりというわけではないですが、現在は、各社から蓄電システムが出そろっています。
 しかも、先月末にはアメリカのTesla社からPowerwallという、7Kwhで3000ドル(36万円)という価格破壊的な蓄電池も発表されました。
 しかし、これは蓄電池単体の値段なので、パワコンや工事費、そして、消費税などの費用は入っていないので、実際に買うとなると80万円ぐらいはかかりそうです。補助金なしでこの値段は素晴らしい。
 しかし、注文が殺到し、Tesla社は来年の夏までバックオーダーを抱えているそうなので、他社の価格が動くのは、一年後以降かもしれません。

 

 さて、巷では補助金を組み合わせても蓄電システムでは元が取れないと言われていますが、都内でかつ我が家のように昼間も電気を良く使う家庭で、蓄電システムを最安価格帯で導入する前提ならば、10年で投資が回収出来る可能性があります。

 

  そんな事せずに、節電して電気代を減らせばよいのではないかという意見もあると思いますが、利便性と快適性を維持してピークシフトという社会貢献の可能性を探るのもいいのではないでしょうか。

 

 と言う事で、次からは、実際に業者に太陽電池+蓄電システムの見積もったところから、自宅での投資回収予測の計算などを記して行こうと思います。

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2015年5月16日 (土)

太陽電池にかかるコスト

に さて、太陽電池+蓄電システムを導入するに当たって、考えなければいけないのは、

 

    • 投資回収期間

 

    • 設備維持のコスト

 

  • 投資回収後の収益

 

です。
妻を説得出来るかはここにかかっています。
そうでなくても、大きな出費を見逃して後悔しないためにも、じっくりと見ていきます。

我が家は都内の狭小住宅なので、面積をとれないので、単位面積あたりの実発電量の大きいパナソニックのHITで考えていきます。
(同じ理由で東芝も選択肢にありますが、三洋の頃からHITには目を付けていたという心情が大きく働いております。)

 

投資回収期間の考え方

 

 住宅用太陽電池に関しては、固定価格買い取りの期間の10年が目安と考えます。
これを過ぎると、買い取り価格が下がるので、回収期間がより延びてしまいます。
 また、設備の保証期間内に回収することも重要です。
 しかし、最近は出力保証や機器瑕疵保証が10年を超えているので、10年の目標であれば、問題ないと考えます。

 

 蓄電システムの場合は、まだ投資の回収を考えられる段階ではないといわれますが、太陽光発電システムと一体として、同様の考え方でいきます。

 

設備維持のコストの考え方

 

 まずは、どのような項目があるのか列挙してみます。

 

    • 定期点検費用

 

    • パワコン交換

 

    • 太陽電池パネル交換

 

    • 電気配線の故障

 

  • 屋根へのダメージ

 

 また故障率のデータも重要です。

 

グリーンエナジーと環境省にデータがありました。

 

グリーンエナジーの調査から引用

 

Greenenergyerrorrate_2

 

 

 

環境省のデータより引用。

表 4-6 太陽光発電設備のある時点における経過年数毎の修理・交換率

 











































  太陽電池モジュール N=77 より推計 パワーコンディショナ(N=166 より推計)
経過年数 修理・交換率 修理・交換率
1 17.1% 28.9%
2 0.0% 3.2%
3 0.6% 1.8%
4 0.9% 1.4%
5 0.3% 1.7%
6 0.8% 3.4%
7 0.8% 2.7%
8 0.5% 2.9%
9 1.1% 3.4%
10 0.9% 4.2%
11 1.7%  
12 2.0%  
13 1.4%  
14 2.3%  
15 2.2%  
16 1.0%  
17 0.8%  
18 1.9%  
19 1.9%  
20 1.9%  

 

 

定期点検費用

 

 施工会社保証で10年無料でやってくれる所もありますが、会社が無くなる場合もありますし、保証期間が終わった場合も考える必要があります。
 ネットを検索すると、相場で1~2万円なようです。

 

パワコン交換

 

 現在、見積もりを取ると、パワコンは10万円台で設置工事費は配線を含め10万円。
 交換工事は、そこまで不要でしょうから、かかっても5万円ぐらいか。
 パワコンの値段も下がっていく事が期待出来るので、15万円と考えておけば十分でしょう。

 また、故障期間中は売電が出来ないので、その分の損失があります。

 

 メーカー保証15年があるので保証期間中は無償ですが、故障率は環境省から引用したデータを見ると、6年目以降から上昇傾向があります。
 10年過ぎてから毎年0.5%ずつ故障率が上昇すると仮定すると、累積故障率は以下のようになります。

 




















































経過年数 故障率 稼働率 累積故障率
10 4.2% 95.8%  
11 4.7% 95.3%  
12 5.2% 94.8%  
13 5.7% 94.3%  
14 6.2% 93.8%  
15 6.7% 93.3%  
16 7.2% 92.8% 92.8%
17 7.7% 92.3% 85.7%
18 8.2% 91.8% 78.6%
19 8.7% 91.3% 71.8%
20 9.2% 90.8% 65.2%
21 9.7% 90.3% 58.9%
22 10.2% 89.8% 52.9%
23 10.7% 89.3% 47.2%
24 11.2% 88.8% 41.9%
25 11.7% 88.3% 37.0%

 

製造技術も進歩しているので、元となる環境省のデータが最新のパワコンに適用されるかはわかりませんが、保証が切れて数年でパワコンが故障する可能性を想定しておいた方が良いようです。

 

太陽電池パネル交換

 

 HITのモジュールは見積もりをとると、4万円台で、モジュールの設置工事が1kWあたり12000円。
 一枚だけ交換する場合、6万円ぐらいでしょうか。

 

 メーカー保証が20年があるので、投資回収した後の10年でどれぐらい用意するべきでしょうか。
 環境省調査の故障率の推移を見ると、20年経っても故障率に明確な上昇傾向が見られないので、その後も2%で推移していくと考えると、10年間で(1-0.02)^10=0.81で2割の確率で故障が発生する事になります。
 とりあえず、数枚の故障を想定しておいた方が良いようです。

 

投資回収後の収益の考え方

 

 まず、固定価格買取期間終了後の売電価格の予想が必要となります。
 固定価格買取前は、24円/kWhでしたので、現時点ではこの数字で考えるのが妥当と考えます。

 

 次回は、発電量の予測あたりを書いていこうと思います。

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2015年5月17日 (日)

太陽電池の発電量の計算

太陽電池の発電量の計算は、

 

発電量(kWh)=日射量(MJ/㎡)/3.6×モジュール面積(㎡)×発電効率×(1-温度損失)×(1-配線損失)×パワーコンディショナー効率

 

または、

 

発電量(kWh)=日射量(MJ/㎡)/3.6×モジュール公称最大出力※/100×(1-温度損失)×(1-配線損失)×パワーコンディショナー効率

 

※モジュール公称最大出力=モジュール面積(㎡)×発電効率(%)

 

です。

 

日射量は、NEDOの日射量データベースから得られます。
データベースには、以下の種類のデータベースが用意されています。

 

    • 年間時間別日射量データベース METPV-11

 

    • 年間月別日射量データベース MONSOLA-11

 

  • 全国日射量マップ

 

太陽光発電業者は、MONSOLA-11を使って、月毎の発電量をシミュレーションしているようです。
このデータベースの日射量の単位はkWhで、月の日ごとの平均です。
従って、その前述の計算式を変形し、以下の通りに計算します。

発電量(kWh)=日射量(kWh)×モジュール公称最大出力/100×(1-温度損失)×(1-配線損失)×パワーコンディショナー効率×その月の日数

 

さて、MONSOLA-11は方位角は15度単位、傾斜角は10度単位でしか指定出来ません。
METPV-11であれば、方位、傾斜角を一度ずつ指定して、毎時間の日射量が得られるようになっています。
したがって、より正確な発電量の見積もりには、METPV-11を使うのがよいでしょう。

問題は、見積もるにはデータ量が多すぎること。
幸い、CSVで出力できるので、MS OfficeのExcelを使えば、さくさくっと計算出来ます。
注意すべき点は、出力データの単位が、MJ/㎡ではなく、0.01MJ/.㎡な点です。

一時間毎の発電量が計算できるといろいろと便利です。例えば、

 

    • 必要なパワコンの容量
      年間で一番発電する時間から推定

 

  • 最適な電気料金メニューの決定
    発電開始時間と終了時間と発電量がわかるので、自宅の電気使用パターンとの比較で決定できる。

 

があります。

正確に計算できるとはいえ、過去のデータなのであくまで目安です。注意しましょう。

次回は、電気料金メニューについて考えてみようと思います。

 

 

 

 

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2015年12月 7日 (月)

スマートメーターに交換

すっかりご無沙汰でしたが、9月に我が家の電気メーターをスマートメーターに交換しました。

 

9月に、東電の「でんき家計簿」を見ていたら、スマートメーターに交換の申し込みが出来るますとのお知らせがありました。
いつのまにか、我が家も交換対象になっていたようです。もちろん、速攻、申込みました。

 

実は、この直前に、太陽電池の系統連系の工事と一緒に、スマートメーターに交換出来ないか確認したのですが、その時は、「対象区域ではないので、出来ない」という事でした。

系統連系が8月26日でしたので、月が変わって状況が変わったのでしょうか。

 

メーターの交換は無料なので、出費が無いのは良いのですが、立ち会うのが面倒なので、まとめて一回に出来たらよかったのに、残念。

 

さて、売り一つの「時間別グラフ」ですが、でんき家計簿上で確認できるようになったのは、メーター交換から二週間ほど経過した9月28日でした。シルバーウィークを挟んでしまったので、余計に時間がかかったようです。

 

もう一つの売りの「Bルートサービス」ですが、我が家のPanasonicのHEMS「AiSEG」に登録しようと、取説やメニューを確認しても、どうにも設定項目が見つかりません。

 

電波は950MHz帯の通信プロトコルはEconetliteに準拠しているはずなんですが、どうにもできません。

 

Panasonicのサポートに確認した所、現在はサポートしておらず、アダプター形式での対応を検討していて、次期は申し上げられないとの事でした。残念。

 

エコネットのホームページを見ていると、Bルートサービス対応のHEMSコントローラーは結構登録されているので、Panasonicの対応を待ちながら、物色していこうかと考えています。

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2016年1月 8日 (金)

電気料金メニュー

東京電力の新料金メニューが発表されました。
今、我が家で契約しているのは、おトクナイト10です。
これと比べてどれほどお得になるのかならないのか、確認してみました。

 

1月8日時点でのオトクナイト10の料金は以下の通り。

Recommend02_il021

 

 

 

新料金メニューは、以下の通り。
812_2

 

新料金のスマート契約とは、過去一年間の使用実績のピークを元に、契約電力を何kWか決定するものです。
これは、いちいち契約電力を変えずに、基本料金の節約が自動的に出来ます。
しかも、使いすぎても、ブレーカーが落ちる事がありません。
ペナルティーとしては、翌月以降の基本料金が一年間上がる事があります。

 

さて、現行のおトクナイト10との比較をすると、電力量料金は、夜は確実に高くなり、昼は、200kWhを超えて使わないと高くなってしまいます。

 

我が家の場合は、蓄電池6.6kWhで、昼の電気は夜に充電した分で9割方賄っているので、夜が高くなる分、現行料金のままの方が安くなります。
1000円で5円分のポイントが付く分を考慮しても、現行の方が安くなります。

 

ということで、我が家では、新料金メニューへの移行はしないことにしました。
ただ、蓄電池6.6kWhでは、今の時期は、昼時間14時間の残り2時間ほど電力が足りなくなるので、昼時間12時間の半日お得プランへの移行を考えています。(というか申し込みしました。)

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太陽電池+蓄電システムに最適な電気料金メニューと売電形態の検討

結論から先に述べますと、我が家では、売電はダブル発電、電気料金メニューは、半日お得プランが最適なようです。

 

 

そのコンセプトは、

 

 

    • 夜の安い電力で蓄電池に蓄電

 

    • 昼間は蓄電池から電力を供給

 

  • 太陽光発電分は全て売電

 

です。

 

 

普通は、ダブル発電では、売電単価が33円から27円に下がるので、敬遠されます。

 

しかし、よくよく考えてみると、ダブル発電にすると売電量が増えるので、その増えた分で、下がった売電単価を補える可能性があることに気がつきます。

 

そのキーとなるパラメータは、昼間の電力消費量。

 

昼間の電力消費が少ない家庭であれば、素直に余剰買取です。
昼間の電力消費が多い家庭であれば、ダブル発電で全て売電に回す方が有利になります。

 

計算すると、27円/33円=0.81となり、発電量の二割以上を自家消費しているのであれば、ダブル発電の方が有利になります。

 

太陽電池導入後であれば、HEMSで発電量と売電量が記録されているので、

 

  売電量/発電量 > 27円/33円

 

の式が成り立つのであれば、ダブル発電が有利となります。

 

太陽電池導入前の場合は、昼間の電力消費量をなんとかして算出する必要があります。
具体的には、ワットチェッカーを使ったり、取説から各電気機器の消費電力・待機電力を求めたりと結構面倒です。

 

ところが、最近は、スマートメーターのCルートサービスが出てきました。
電気料金メーターがスマートメーターで切り替え済みであれば、電力会社が収集した時間別の電気使用量が確認出来ます。(例、東京電力の電気家計簿の時間別グラフ)
これで随分と楽になるので、これからの人達はうらやましいです。

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2016年3月 8日 (火)

「エコレポート作成ツール」 が動かない

PanasonicのHEMS「AiSEG」は、発電量、使用電力量を、CSV形式でZIPしてダウンロードできます。

 

そのデータを「エコレポート作成ツール」でグラフにして表示してくれるのですが、どうにも動かない。

 

今は2016年3月なのに、4004年3月になってしまう。

 

特に不具合報告もネット上には無かったので、このPCの環境の問題だろうと思った時点で、気が付きました。このパソコンの日付表示を西暦ではなく、和暦にしていたことを。
(日本人なら和暦でしょということで、二年ぐらい前に変更していたのでした。)

 

早速、西暦に戻した所、正常に動作するようになりました。

 

とりあえず、対応してくれるかわかりませんが、Panasonicのサポートに、日付形式が和暦だと不具合が起きるので、可能であれば次のバージョンで対応して欲しい旨を伝えました。

 

数日後、サポートから返事が来ました。以下は、前後の挨拶部分を抜いたものです。

現在のエコレポート作成ツールでは和暦表示に対応しておりません。
ご要望に沿えず申し訳ありません。

 

今回頂戴しましたご要望につきましては、今後の商品企画の参考にさせていただき
ます。

いや、和暦表示してくれって要望ではないのですけど・・・どこで誤解されてしまったかな・・・
さて、返信すべきか、もうどうでもいいので放置してしまうか・・・悩む所。

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ソーラークリニック二月分登録しました

こんな感じです。


oshowの発電状況


【お知らせ】
 グラフ表示は休止しています。

                                                                     
      oshow       パネル面日射量(東京)       
電池容量※4.508 kW 4.508 kW
設置時期2015年8月 ----
同じ月
2016/2       325       421       0.77
年間合計
計算期間合計
7ヶ月計       1779       2503       0.71

※電池容量に変更があった場合、変更後の値である。
単位:kWh

                                                                                                                                                               
      oshow       パネル面日射量(東京)              備考
2015/8       24       104       0.23       8月26日発電開始
2015/9       311       411       0.76  
2015/10       364       487       0.75  
2015/11       221       314       0.70  
2015/12       246       343       0.72  
2016/1       288       423       0.68  
2016/2       325       421       0.77  

単位:kWh
提供:
SOLAR CLINIC by 住環境計画研究所


太陽電池パネルが、ほぼ水平(西向き3度の屋根)と垂直(南向き壁面)に設置されているので、日射量比は優れません。

日射量比1越えを狙うなら、枚数を減らして、斜め架台を屋根にのっけるのが一番。
でも、そうすると枚数が減った分、全体の発電出力が減るので、結果、1kWhあたりの費用が高くなるので、そのトレードオフで、現在の構成が、我が家の形状ではベストでした。

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2016年3月 9日 (水)

家庭用蓄電池エネグーンの効果

これは、ある日の我が家の一時間ごとの使用電力量のグラフです。

Powerconsumption1_2
9時から21時まで消費電力が激減していますが、これは、この時間帯は蓄電池からの放電で、自宅の電気を賄っている為です。(0Wにならないのは、エネグーンから系統への逆潮流を防ぐためなそうです。)

この時間帯は下のグラフのように、エアコンを使っており、消費電力が変化していますが、全く上のグラフには影響しておらず、蓄電池からの放電で賄っている事が判ります。

Powerconsumptionaircon

次のグラフは、別の日のグラフです。

Powerconsumption2

この日も蓄電池は、9時~21時の間、放電するように設定していましたが、19時から使用電力量が増えています。
これは、19時の時点で蓄電池の充電が無くなり、系統から買電するようになったからです。
21時から使用電力が増えているのは、そこから蓄電池への充電が始まったからです。
3時から使用電力が減っているのは、そこで満充電になり充電が終了したからです。

我が家では、東電の電気料金メニューの半日お得プランを契約しており、21~9時までは、12円で、9時~21時は、28円です。
なので、電気代の高い時間帯は、出来る限り、安い時間帯に充電した電力で賄いたいのですが、さすがに、寒い日はエアコンの消費電力が大きく、途中でギブアップしてしまいます。

これをどうにかするには、

  • エアコンをもっと効率よいものに買い替える
  • エアコンの温度設定を下げる
  • 家の断熱を改善する
  • 室外機のショートサーキット対策をする

ぐらいです。

買い替えや断熱の改善は、お金がかかるので、少々の電気代ごときで実行するのはアホらしい。
エアコンの温度設定は現在21度ですが、それを20度に下げると、妻から寒いと苦情が出るので、我が家の平和の為にも強行できず。
すると、残るはショートサーキット対策しかありません。

という事で、次回は、その対策について書こうと思います。

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2022年8月13日 (土)

雨を利用し太陽光パネルの掃除

兼ねてより用意していた、枝のながーいブラシ。(Amazonで購入

Screenshot-20220813-at-173311-amazoncojp

これを使えば、屋根にって、雨が降っている時に、↓な感じに掃除が出来る。

Trim

我が家の三階のベランダは、特殊でコの字に三方が壁だ。
しかも、開放側には梁が出ている。

従って、後ろに倒れても、開放側に倒れても、支えがあり重大事故になりにくい。特殊な構造のベランダで良かった。

ブラシを、手前からズリズリと枝を伸ばしていけば、持ち上げる事無く、隅々までブラシが届くという寸法だ。

さて、今日は、台風が近づき大雨。雷雲は過ぎ去り雷鳴もとどろかず、雨も暖かく、風も無い絶好の掃除日よりだ。
早速、体と足を拭くタオルと着替えを用意し、決行。

枝が一番短い状態で、手前のパネルを掃除し、次第に伸ばして遠くを掃除していく。
ここまでは計画通りだ。

が、パネルの端からブラシが脱落すると、パネルに枝がぶつかるリスクに気が付く。
きっちり対角の端まで掃除しきる事は危険だ。

もう一段登ればリスクは減るが、生憎裸足だ。迂闊だ。雨で滑って落ちる可能性がある。

そこそこ際まで掃除して、今回は終了。
掃除ムラでホットスポットになる危険が無いか気になるので、翌日、掃除の出来映えの確認をした。

掃除前(3月頃撮影)屋根の傾斜が緩いので汚れ安いのである。

Dsc_1378

掃除後(掃除の翌日撮影)
全体的にきれいになったが、奥から二枚目のパネルの左上隅に汚れが溜まっている。

Dsc_1600

より高い位置から撮影すると、ちらほら掃除残しが見つかる。

Dsc_1604

また、良い感じの雨が降ったら掃除をしたい。

気になるのは、パネル左辺の白い帯状の染み。指でこじっても取れない。
何か水に溶けて固まったものだろうか。

Dsc_1608trim

ちなみに↓は、壁面に設置したパネル。殆ど汚れていない。

Dsc_1620

しかし、ここまで雨で全身ずぶ濡れになったのは、何年ぶりだろう。かなり久しぶりだ。
雨が暖かいので、ぬるめのシャワーな感じでスッキリした。

何故、自分で太陽光パネルを掃除をしたかと言うと、設置業者が倒産し、割引き価格で掃除してくれるところが無くなったから。
他の掃除を頼める業者は割高だ。
聞くと、我が家でやる場合、足場を組む所から始まるのでどうにも高くなるらしい。

従って、自然の雨を利用した↑の方法で自前で掃除をする事を考えた。

ブラシのお値段は、2万5千円。

脚立は、長谷川工業のESA2.0-15で、約1万2千円。

Screenshot-20220813-at-183045-amazoncojp

合計で3万7千円で掃除業者探しから解放される。
(掃除可能かはお天気次第だが。)

掃除とくれば点検だ。

しかし、設置業者が倒産したので、その点検の契約もパー。

JPEAの太陽光発電システム保守点検ガイドライン に従って自前で確認しているが、いざ異常が見つかったときに困る。
太陽光発電システムはPanasonicだから、追々そこに相談かな。

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